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■ライトショアジギングはじめました

真夏日中の防波堤は日陰などなく、風が無い日には体感温度が優に40℃を超える過酷な環境である。
ほとんどの釣り人は朝マズメや夕マズメの過ごしやすい時間だけ釣って帰るが、そんな短時間の釣行では満足出来ない我々はフカセに代わる釣りを探していた。
そんな中選んだのがバスタックルでも出来そうなライトショアジギングだった。
暑いのはフカセもジギングも変わりないが、一定の場所を動かないフカセに比べ動きまわるジギングはなんぼかマシな気がする。
またバス釣りの楽しさ(ルアーアクション)とフカセの楽しさ(潮や風)をうまく融合した釣りだったので、ハマるのに時間はかからなかった。

当初5g~7gの小型ジグをバスタックルで投げる釣りをしていたが、軽いジグだと潮の流れや風に影響を受けやすいため、50gまで投げれるシーバスロッドと3000番リールを購入。
ここまで気合入れたのだから青物釣れるだろうと意気込んだが、根掛かりロストするばっかりでエソしか釣れない日々が続いた。
1日で5個無くす日もあり600円出してメタルジグを買うのが馬鹿らしくなりダイソーで売っている100均ジグに手を出した。

現在ダイソーで販売されているメタルジグは2種類。
ジグベイトとジグロックだ。
ジグベイト
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重量(g)18, 28, 40
カラーブルー ピンク オレンジ
備考重心がリア 細身なので沈むのが早い
Oリング、トリプルフック付き

ジグロック
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重量(g)18, 28, 40
カラーシルバー グリーン ブルーピンク
備考重心がセンターバランス 比較的ゆっくり沈む
Oリング、トリプルフック付き

箱から出してそのままぶん投げるのも良いが、多少手間をかける事で100円とは思えない程のメタルジグとなる。それもすべての材料がダイソーで揃うというお財布に優しい世界。

■100均メタルジグ改良

塗装コーティング

塗装はさすが100円と言わざるをえないクオリティであり、数回投げるだけでボロボロと剥がれ落ち最終的にシルバーになる。
対策としてほかのサイトでもよく紹介されている、100均のトップコートでコーティングをしている。
トップコートには何種類かあり、私は主にスーパーグロッシー(赤キャップ)を使用している。当初は強度を考えハード(紫キャップ)を使用していたが、重ね塗りすると曇るので艶押しのスーパーグロッシーを2~3回塗りしている。(重ね塗りするとトップコートが溶けてる模様なので1回だけで十分かも)
トップコートだとほぼ気休めで、何回かの釣行でコーティングが剥げ始める。何度も塗り直すのが面倒な人はウレタンコーティングした方が強度も手間もかからない。私の場合はトップコート剥げる前にだいたい根掛かりロストするのでこの方法で十分と考えている。
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カラーチェンジ

塗装が剥げ落ちたジグや不人気カラー(グリーン、オレンジ等)にも使い道がある。
100均のホログラムテープを貼りコーティングすることでオリジナルカラーとして使用することができるのだ。
おすすめは7色(金、銀、赤、紫、青、緑、黄緑)入りのホログラムテープ。テープ幅は8mmと少し狭いため全面に貼るのは面倒だが、定番カラーの赤金等の複合色を作る際にはちょうどいい幅となっている。
アイシールが残っている場合は一旦外して、テープを貼り瞬間接着剤で貼り直し上記のコーティングを施せば、100均とは思えないジグへと生まれ変わる。
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えっ!!100均ジグでゼブラグローを!?

100均には蓄光シールが売られている。それを適当な幅で切って貼ればゼブラグローも再現可能。
こちらも色々な種類が売られているがおすすめは小丸型とテープ型。
小丸型はアイにアクセントとしてそのまま貼るも良し、半分にカットして全体に散りばめるも良し。
テープ型は適当な縦型にカットしてゼブラなどにどうぞ。
最後に塗装コーティングを施せば立派な夜行メタルジグに。
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トリプルフック・アシストフックについて

付属のトリプルフックについては皆さん付け替えたりしている模様。
1回の釣行で錆びるのにはさすがの私も苦笑い。だが錆で折れるレベルまで使い回したことがないのでそのままでいいと思っている。

アシストフックは青物を狙う場合は付けた方がいいと感じた。
以前トリプルフックが一箇所もかからず、メタルジグが水平に口に引っかかる形でネリゴを釣った経験がある。陸に上げ軽く振っただけでジグがポロリと取れたので、少しでもテンションを弱めたらバレていた魚だった。
針なくても釣れるんだ~と関心したと同時に、アシストフックの重要性を認識出来た。
アシストフック自作のページはこちら